平成29年1０月26日（木）に名古屋大学　名古屋大学ﾄﾗﾝｽﾌｫｰﾏﾃｨﾌﾞ生命分子研究所拠点長・教授　伊丹　健一郎氏を迎え、「世界を変える分子をめざして」という演題でお話をしていただきました。

化学の最先端の研究に関する内容でしたが、明るくユーモアのあるお話で、生徒は伊丹先生の講演に引き込まれていました。講演や研究室の紹介映像を通して、私たちが科学者に抱きがちな「研究にだけ打ち込む地味なイメージ」は払拭され、「明るく活発なイメージ」に変わりました。また、分野で垣根を作らずに研究することの意義についてお話しをされ、文型、理型や選択科目の壁を越えた自然科学への向き合い方に気づかされました。

質疑応答では質問者が後を絶たず、講演後に行われた座談会では50名もの生徒で教室が埋め尽くされました。研究に関する専門的な質問から、先生の好きなラーメンの種類まで、様々な視点から高校生らしい質問が伊丹先生に投げかけられました。

伊丹先生の人生観や、高校時代を過ごした教訓など、生徒が進路や人生について考えるときに大切な指標となることを数多く語ってくださいました。

伊丹先生ありがとうございました。