タイ国マヒドン校(MWIT)との2校間交流

今年で3年目を迎える、タイのマヒドン校とのオンライン交流会が12月に4日間の日程で行われました。

本校からの参加者は1年生、2年生の有志と、ハンガリーからの留学生1名を含む11名でした。マヒドン校からも11名の合計22名で、Zoomのブレイクアウトルーム等を有効に使い、4~5グループに分かれて交流や討議をしたりしました。

最終日は、マヒドン校と半田の生徒が協働し、予めグループごとに選んだトピックで5つのプレゼンテーションを紹介しました。司会も両校の生徒が自分たちで進行を考えて進めていきました。約2週間の交流期間で、日を追うごとにコミュニケーションが活発になり、最終日には協働して作ったプレゼンテーションの話題で大いに盛り上がっていました。

【スケジュール概要】 16:00~17:50

DAY1 2日(金) ①自己紹介 ②アイスブレーキング ③グループディスカッション
DAY2 6日(火) ①学校紹介 ②タイと日本の観光地紹介 ③サイエンストーク
Topics for Science Talk
1) Music type to stay focused on studying or relaxing for sleep.
2) Will the “virtual world ever actually be able to replace the real world?
DAY3 9日(金) ①日本文化のワークショップ ②タイ文化のワークショップ
Cultural Workshop
1) Japanese class: Let’s make “Haiku” & “Origami”
2) Thai class; Let’s speak “Thai” language!
DAY4 13日(火) ①文化紹介A,B,C,D&E  ②Q&A  ③グループトーク ④ 全体写真
Cultural Sharing
Group A: Traditional Thai & Japanese Costume
Group B: New Year Celebration
Group C: Festival
Group D: T-Pop & J-Pop
Group E:  Thai & Japan Industry

 

タイのマヒドン校とのオンライン2校間交流会は、コロナ禍により中止となった対面交流の代替として、2年前から毎年この時期に行うようになりました。今年度はオンラインでのやり取りの仕方も慣れてきて、学校でのZoomだけでなく、交流会が始まる前からSNSを駆使して両校でプレゼンテーションの作成に取組んでいました。マヒドン校の生徒は皆流暢な英語が話せる生徒ばかりで、本校では序盤に物おじする生徒もいましたが、生徒同士で助け合いながら、当日は自信をもって発表や討議をすることができました。

<参加者の感想>
*最初英語に慣れなくて緊張してたけど、だんだん慣れてきて英語を話すハードルが下がった。

*いざとなると英語が出てこなかったけど、日を重ねると慣れてきて、タイのパートナーと電話で話して楽しかった。日本語で話してくれたときはびっくりした。

*結構楽しかったし、なによりタイ語の授業は貴重だった。タイの子たちとも交流ができたことは嬉しかった。

*司会の打ち合わせをZoomで行い、英語で意思疎通でき、雑談ができるようになったのが嬉しかった。

*司会やプレゼンの打ち合わせをしたとき、自分の伝えたいことが伝わらなくて悔しい思いをしたけど、タイのパートナーがリードしてくれて、もっと話ができるようになりたい気持ちが強くなった。

*普段タイの人との交流はなかなかないことだし、タイについての理解が深まった。自分の気持ちをちゃんと伝えられるようになりたいと強く思った

*とても楽しくて、特に最終日は本当に楽しかった。異文化だけど音楽を通じて、一緒に笑い合ったのが印象深く、英語がうまく話せなかったけど、国際理解の視野が広がったように感じる。

*英語の聞き取り能力にはまだ課題があるけれど、最後のプレゼンテーションで1位を取れたのが自信になった。

*最初、マヒドンの生徒のレベルの高さに圧倒されていたけど、日本語を話してくれたので、自分もタイ語を学ぼうと思った。また日本のアニメは有名なのだと再認識した。

*海外の人と話すのは初めての体験だったけど、慣れたのは良かった。お互いの文化を知ることができてよかった。