令和5年度法曹と語る会実施報告

10月6日(金)に、法曹と語る会を実施しました。

この行事は、半田高校を御卒業された弁護士や裁判官など法曹界で活躍している方を中心にお招きし、生徒たちと座談・討論をする行事です。

在校当時この会に参加したことがきっかけで弁護士になり、講師として参加していただいた卒業生もいます。

今年度は、生徒15名(内1年生9名、2年生6名)と、法曹の方12名(うち裁判官3名、検察官1名、弁護士8名)参加のもと行われました。

前半の分科会では、法曹の先生方と生徒合わせて5、6人ずつの班に分かれて、弁護士や裁判官・検察官の仕事などについて座談会をしました。後半の討論会では、死刑制度について、全体で議論しました。

参加した生徒たちは

「今まで私はすごい職業に就くことはとても大変でどこか自分には不可能なことなのではないかと思っていました。けれど法曹の方とお話しするうちに可能性を否定してはいけないと思いました」

「実際に働いている弁護士の方々に、多くの質問を聞けて、自分が思ってたイメージと違っていたり、自分が知らなかった魅力にも気づけたので、よりこの職業に興味をもてた。また、受験の時の強みなども聞くことができ、自分が何をやるべきかが分かりやすくなった」

など、進路のみならず、人として薫陶も受けたことのうかがえる感想を抱いたようでした。

末尾にはなりますが、法曹の先生方をはじめ、御協力いただいた皆様ありがとうございました。

令和4年度 法曹と語る会が実施されました

10月7日(金)に、法曹と語る会が実施されました。

この行事は、半田高校をご卒業された方で、弁護士や裁判官など法曹界で活躍している方をお招きし、生徒たちと座談会・討論会などをする行事です。

今年度は、1,2年生の生徒16名と、法曹の方11名参加のもと行われました。

 

前半の座談会では、4,5人ずつの班に分かれて、弁護士や裁判官の仕事などについて話しました。後半の討論会では、「裁判員制度について」「安楽死について」など、社会や法律にまつわるテーマについて全体で議論しました。

参加した生徒たちは「弁護士の方たちとの討論を通じて、自らの考えが深まった」「分科会では、普段聞けないような内容の話も聞けて、進路選択の参考になった」などの意見が多く寄せられました。

「法曹と語る会」を実施しました

10月8日(金)、3期考査の最終日の業後に「法曹と語る会」を行いました。

今年度は1,2年生合わせて25名の参加があり、また法曹界からは12名の弁護士・検事・裁判官の方々にご参加を賜りました。

この会は、始めに「分科会」として、裁判官や弁護士の方2名ずつと、生徒4,5名に分かれて、座談会を行います。「弁護士になるにはどうすればいいか」「どんな学生時代を過ごしたか」など、様々な質問が飛び交いました。ここでしか聞けない仕事の秘話や、お金や休日の話などなかなか直接聞くことのできない話題にも率直なお話をいただき、会場には感嘆の声やおだやかな笑い声が広がりました。

「分科会」の後は全体での討論会に移りました。「死刑制度」「少年法」など、テーマに沿って全体で意見を出し合い、議論を進めていきました。「SNSでの誹謗中傷」「実名報道」など生徒の生活にも大きく関わる部分にも話題が発展し、非常に活発な討論を行うことができました。

全体での討論会終了後、山下弁護士から閉会の挨拶で「この行事(法曹と語る会)は伝統行事で、学生時代にこの行事に参加し、実際に弁護士になった卒業生も多い。ぜひここにいる生徒たちも志を持って頑張ってほしい」という温かいメッセージをいただき、参加した生徒たちも最後まで真剣な表情で話を聞いていました。

本校はSSH校として国から指定を受けていますが、このような人文科学分野における課題研究の取組によっても総合的な科学的リテラシーの育成につながると考えています。