令和元年度 第4回 サイエンスコミュニケーション

日時
令和元年12月14日(土) 13:30〜16:15(受付 13:00〜)
会場
愛知県立半田高等学校 七中記念館(名鉄河和線住吉町駅から徒歩8分)
演題
グラフ理論
講師
藤江 双葉  様 (名古屋大学大学院多元数理科学研究科)
藤江 双葉
講演要旨

電車の路線図では,駅と駅の「つながり方」が主に重要な情報で,実際の駅間の距離や配置などは省略して描かれます.このように「つながり方」に着目して抽象化された「点と,点と点を結ぶ辺」を考えるのがグラフ理論です.生物を魚や鳥などのグループに分けて詳しく調べるように,グラフも注目したい性質に応じてさまざまな種類に分けて考えることができます.たとえばグラフの部分的な情報を手掛かりに,そのグラフについてどんなことがわかるでしょうか?「いつもの」数学とは少し雰囲気の異なる世界を覗いてみましょう.

キーワード
  • グラフ理論
  • 数学
  • 路線図
  • 点と線
  • コンピュータ
  • アルゴリズム
講師の先生から

数学の研究って,一体何をするんでしょう.黒板いっぱいに数式を書いて,微分やら積分やらすること?初めは「グラフって数学の仲間に入れていいのかな?」と不思議に思うかもしれません.つながり方を考えるグラフ理論,授業で学ぶ数学とはどんな風につながっているのか考えてみてください.

ポスター
第4回校外案内
講演の様子