平成25年度 第4回 サイエンスコミュニケーション

日時
平成25年12月14日(土)
会場
半田空の科学館
演題
『激動の宇宙を探る:X線天文学の挑戦』
講師
國枝 秀世  様 (名古屋大学大学院理学研究科 教授)
http://www.handa-h.aichi-c.ed.jp/27ssh/ssh-commu/25/commu4.jpg
講演の様子

今回の講演は、X線望遠鏡を用いた宇宙の探索の話でありました。地球の大気の影響でX線は地上には届かないので、X線の観測は、人工衛星に望遠鏡を載せて 宇宙で行います。X線望遠鏡を使うと、温度の大変高い世界を観測することができ、一例として、ブラックホールについての研究にも役立っているそうです。講 演後の國枝先生との談話会では、X線望遠鏡やブラックホールに関する質問などが次々と生徒から出され、活発な対談時間となりました。毎回サイエンスコミュ ニケーションに参加してくれている生徒もおり、回を重ねるごとに充実した機会になってきています。

参加生徒アンケートより
  • 第一回目のブラックホールの話とつながる部分もあって面白かったです。
  • 物理の授業でも学んだことをより深く知れてよかった。
  • 初めは「X線と天文学って何の関係があるんだろう」と思っていましたが、その2つには大きな関わりがあり、 X線によって激しい天体現象がわかったんだな、と驚きました。どても興味深い内容で勉強になりました。