- 日時
- 平成26年9月20日(土) 14:00〜17:00
- 会場
- クラシティ半田3F 市民交流プラザ ホール (名鉄『知多半田駅』 徒歩1分 JR『半田駅』徒歩5分)
- 演題
- 『世界的な発見は好奇心と偶然から~ナノカーボンの発見~』
- 講師
- 篠原 久典 様 (名古屋大学大学院理学研究科 教授)
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信州大学理学部卒。京都大学大学院修了。岡崎国立共同研究機構助手、三重大学助教授を経て、93年名古屋大学教授、現理学研究科科長。著書に『ナノカー ボンの科学』(ブルーバックス)など。21世紀を切り拓く、ナノカーボン (フラーレン、金属内包フラーレン、カーボンナノチューブ、ピーポッド、グラフェン) の創製、評価と応用を推進している。
- 講演要旨
21世紀の科学・技術を担うナノ物質、特に 『ナノカーボン』 の研究の発端は物質科学の研究から生まれたのではなく、意外にも、宇宙物理学の研究途上で行われた。しかも、偶然に!! この講義では、ノーベル物理学賞と化学賞の2つのノーベル賞受賞対象にもなった、フラーレン、カーボンナノチューブやグラフェンなどの、いわゆるナノカーボン物質の発見とその発展が、なぜ、自然科学の学問領域の境界で起こったかを考えたい。