- 日時
- 平成28年5月28日(土) 14:00〜17:00(受付 13:30〜)
- 会場
- 愛知県立半田高等学校図書室(名鉄河和線知多半田駅から徒歩8分)
- 演題
- 『放射能除染に活かされる宇宙観測技術』
- 講師
- 田島 宏康 様 (名古屋大学太陽地球環境研究所 教授)
- 講演要旨
名古屋大学・宇宙地球環境研究所では、超巨大ブラックホールなどから放出されるガンマ線を高感度で検出できる観測装置の開発を推進してきました。この装置は、我々が開発した集積回路と組み合わせてこれまでにない高感度を実現し、JAXAの衛星「ひとみ」に搭載されました。 また、このカメラは、放射性セシウムなど特有のガンマ線を識別でき、放射性物質を広視野で可視化できる能力を持っています。携帯可能なカメラを製品化して、福島における放射性物質の除染へ活用し、復興の一助になるように取り組んでいます。
- 講演の様子
本校生徒に加え、中学生の皆さんの参加あり交流会でも多くの質問がありました。参加していただいた中学生の皆さん、ありがとうございました。
交流会では、ファシリテーターの杉山直先生による解説もあり、講演内容が理解しやすくなりました。
お二人の先生ありがとうございました。