平成26年度 第2回 サイエンスコミュニケーション

日時
平成26年7月19日(土) 14:00〜17:00
会場
住吉福祉文化会館(名鉄住吉町駅より徒歩3分)
演題
『小さな生き物が教えてくれる脳のしくみ』
講師
森 郁恵  様 (名古屋大学大学院理学研究科 教授)
http://www.handa-h.aichi-c.ed.jp/27ssh/ssh-commu/26/commu2.png

お茶の水女子大学理学部卒業、Washington University (PhD)、九州大学理学部助手、名古屋大学理学研究科助教授、2004年から同大学理学研究科教授。
2006年猿橋賞、2007年井上学術賞、2013年時実利彦記念賞、木原賞受賞。専門は、脳神経科学。「何度読んでも新しい発見がある」といわれる論文を書き、「奥深く美しい」と形容される研究をするのが目標。

講演要旨

毎日を健康で、幸せに暮らしたいと誰もが思うことでしょう。その実現には、脳がきちんと働いていることが重要です。わたしたちの研究室では、1ミリの生 き物から脳の働きをひも解いています。どうやって? また、脳科学など、生命科学の最前線の問題も、実は物理化学に基づいています。高校生のみなさんに、 現在、そして、将来の生命科学という学問は、生物だけでなく、物理、化学、数学を基礎として、成り立っていることを、ご説明したいと思います。