SSH事業について

平成25年度 SSH記念講演会

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sugiyamamaskawa

平成25年10月31日(木)
演題『科学者になるということ』

講 師:益川 敏英 先生(名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長)
聞き手:杉山 直 先生(名古屋大学大学院理学研究科 教授)

 2008年ノーベル物理学賞を受賞された益川敏英先生にご来校いただき、サイエンスコミュニケーションのファシリテータとしてもお世話になっている杉山直先生との対談形式でご講演いただきました。
益川先生が学者を志したことや素粒子の研究をするようになったきっかけ、「小林・益川理論」誕生時の裏話など盛りだくさんの内容をお話しいただきまし た。講演終盤に語られた高校生へのメッセージでは、「若者が成長していく過程には、物ごとに対する憧れとロマンが必要である」という言葉が印象的でした。 講演後、先生と生徒との質疑応答も活発に行われました。
保護者の方にも多数ご参加いただき、充実した講演会を開くことができました。

生徒アンケートより

  • 益川先生のお話を聞く前に戸本先生の話を聞いていたので、話の内容がよくわかり、すごくおもしろいお話でした。
  • 科学について、自分のとらえたことのない方向からとらえられていたところがあって、とても興味深かった。
  • 最後の、若者が成長していくプロセスの話で、自分は憧れやロマンを持っていないと気づかされました。「一歩踏み出す」前の段階にいることがわかったので、まず憧れを探します。