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探究III 研究室訪問

3年生の探究III(IR)では、2年生から継続して自分たちの興味関心や進路目標等に合わせた研究活動を行っています。今年の3年生は全102のテーマで研究をしています。
そのうちの1つのグループは「最強の虫よけを作ろう」というテーマのもと、人に与える影響を極力少なくするために、虫よけスプレーは肌に直接付けるのではなく、布等に付けてその周りに蚊が集まらないような仕組みで虫よけが作れないか研究をしています。
今回の研究室訪問は、研究の過程で作られた虫よけスプレーの香りが、人にどの程度わかるものなのかを客観的に計測する方法を知るために行ったものです。5月29日(水)17時~18時半ごろに、大同大学におい・かおり研究センター 共同研究員の棚村壽三博士を訪ねに、大同大学へお邪魔しました。

においを感じるメカニズムや計測機器、計測方法等を丁寧にご説明いただきました。今後、研究に活かせるよう検討をしていきます。
研究室訪問の様子

高大連携事業(サイエンスフォローアップ)を実施しました。

6/5(水)、3年生の探究活動の授業時間を利用し、高大連携事業(サイエンスフォローアップ)を実施しました。

愛知教育大学から教授・学生等8名の方に来校いただき、3年生の探究活動に対して助言をいただきました。

本校生徒は大学教授や大学生徒の研究協議を通して、「気づき」を得て活動内容をより充実させる機会となりました。

また、3年生の探究活動の成果発表の場として、8/5(月)にポスター発表があります。詳細は後日お知らせします。

1・2年合同探究発表会を行います。

3月14日(木)半田高校SSH「1・2年探究合同発表会」を実施します。

本校の1,2学年の一年間の探究活動の成果発表の場として、以下の通り半日を通して探究活動について口頭発表し、建設的な議論を行う機会としています。

前半は2年生代表グループの発表を教室でオンライン視聴し、後半は分散した各発表会場で2年生の全グループと1年生の代表グループの発表を対面視聴します。

また、発表会後は、探究担当教員による探究情報交換会を実施いたします。

本校および知多地区の理数教育発展のため、多くの方々に参加していただきたく、ご案内申し上げます。ご興味のある教育関係者の方は、下記のご案内をご覧いただき、3月7日(木)までにお申し込みください。

1・2年合同探究発表会のご案内

 

 

 

過去の関連記事

3年生の探究活動が始まりました。

4月12日(水)より、3年生の探究活動(探究Ⅲ)が開始しました。 3年生の探究Ⅲでは、2年生で決めて1年間探究したテーマを原則継続して研究することで探究をさらに深め、8月の知多地区生徒探究発表会でその成果を全グループが発表します。 4月26日(水)には、「発酵」、「酸味の緩和」をテーマにしたそれぞれのグループが、株式会社Mizkan Holdingsの中央研究所長をはじめとする4名の研究者の方々とZOOMを利用して研究について相談し、専門的な知見から様々な助言をいただくことができました。 今後も産官学との連携を推進しながら、探究活動を進めていきます。

愛知県立大学の先生にご講義いただきました

 2022年12月9日(金)、探究Ⅰの授業で愛知県立大学より三宅先生にお越しいただき、「北斎の浮世絵を〈読〉む」という題でご講義いただきました。  対象の浮世絵を「探究」することで、解説に書かれている以上のことが隠れていることを理解できるなど、今後の探究活動に活かせる視点が得られる内容でした。また、半田に残る山車からくりの演目を見て、地元の魅力を再発見した時間でもありました。  生徒の事後のアンケートでは、「有意義だった」という感想が多くを占めました。大学での学びについても考える機会になればよいと思います。    

2年探究にて愛知教育大学と連携しました。

11/16(水)、愛知教育大学の教授3名、学生8名(専門は化学分野)にご来校いただき、2年生の授業「探究Ⅱ」の時間に助言をいただきました。 生徒は自分たちや担当教員とは別の視点からの助言に、多くのヒントを得た様子でした。発酵に関する研究をしているグループは、分析方法として愛知教育大学の実験器具を利用させていただけることになり、今後の探究の深化に期待します。 探究Ⅱでは今後、まとめ・発表の段階に移っていきます。

株式会社デンソーと共同事業を実施しました

6月17日(金)の探究Iにて株式会社デンソーと共同で基調講演を行いました。 テーマは「世の中を変えたQRコード開発物語」で、QRコードを開発した株式会社デンソーウェーブの原昌宏氏に講演をしていただきました。QRコードが開発される過程を紹介していただき、最後にはユーザーの使いやすさを最優先に考えて開発したことが、世界に普及した理由だと述べていました。また、高校生には夢と好奇心を持ち続け、失敗を恐れず、思った事はすぐに実行してほしいと伝えていました。 講演の後は「身近な困りごと、不思議に思うことは何か。また、それを解決したい理由は何か」というテーマでグループ討議を行いました。討議後は代表グループによる発表を行い、「朝の満員電車を解決したい」「髪がうねるのはなぜか」などの内容が発表されました。 最後には、発表を聞いた原氏から「良い研究は良いテーマから」であるとまとめていただき、良いテーマとは何かについて教えていただきました。

中日新聞に記事が掲載されました