SSH事業について

平成26年度 英国海外研修

1. ブライアンストン校との交流

①訪問に向けた勉強会
自然科学分野における理解の深化及び英語力強化のため、自然科学に関する英語の文献を読み、内容について英語で意見交換する勉強会を計6回実施した。ALTに来てもらうこともあり、生徒たちは意欲的に取り組んだ。また、生徒同士の交流も深める良い機会となった。

②共同実験のテーマ決定
Bryanston校の交流生徒が決定して物理班と生物班と化学班に分かれた後、それぞれの班で行う実験テーマを考えさせた。お互いの意向を踏まえて、共 同実験の方向性をBryanston校の教諭と話し合った。その結果、生物班はいくつかの運動前後の心拍数と年齢や国籍の相関を調べることになった。化学 班は学校敷地内のあらゆる場所から水を採取し、硬度とミネラル成分について分析した。物理班は風車を回してダウンフォース値の変化を調べる実験と風圧とプ ロペラの数によって発生する電力の違いを調べた。

③共同実験の様子
自然科学主任教員が学校の施設ガイドを行った後、3班に分かれ活動に入った。事前に打ち合わせをしたテーマに基づいて、各班とも共同実験に入った。3班と もBryanston校の生徒が適切にリードしてくれ、測定の仕方、測定項目、サンプル採取などを一つずつ確認しあいながら、円滑に活動を進めることがで きた。

施設ガイドの様子1 施設ガイドの様子2
施設ガイドの様子1 施設ガイドの様子2
物理班の様子1 物理班の様子2
物理班の様子1 物理班の様子2
化学班の様子1 化学班の様子2
化学班の様子1 化学班の様子2
生物班の様子1 生物班の様子2
生物班の様子1 生物班の様子2

④プレゼンテーション
3班ともプレゼンテーションを通じて実験結果の報告を行った。物理班はパワーポイントを用いて結果をまとめてBryanston校の生徒と本校の生徒が共 同で結果発表を行った。生物班は、データをグラフにまとめ、用紙を貼り出して発表した。化学班は、結果をポスターにまとめて主に本校の生徒が発表を行っ た。3班とも発表後に内容に関して質問がいくつか出たが、どの班も適切に回答することができていた。

物理班の発表 化学班の発表
物理班の発表 化学班の発表
生物班の発表 全体集合写真
生物班の発表 全体集合写真

2. 英国自然史博物館における研修

自然史博物館は海洋生物と哺乳類のゾーン、地球科学のゾーン、昆虫・鳥類・恐竜ゾーン、現代科学技術のゾーンに分かれており、さまざまな展示物と解説を見て学習をした。自然の雄大さと未知なる自然科学へのさらなる興味関心を持った。