SSH事業について

平成29年度 英国海外研修

平成29年度は、平成30年3月9日(金)から3月13日(火)までの5日間、1年生4名、2年生1名の合計5名が英国研修に参加しました。訪問先は、英国のブライアンストン校です。

日 付 行      程
3/9(金) 中部国際空港-(東京国際空港(羽田))-ヒースロー国際空港
-ブランドフォード【泊】
3/10(土) ブランドフォード-ブライアンストン校(学校見学・研修)-ブランドフォード【泊】
3/11(日) ブランドフォード-ブライアンストン校(研修)-ブランドフォード【泊】
3/12(月) ブランドフォード-ブライアンストン校(研修)-ヒースロー国際空港-【機内泊】
3/13(火) ヒースロー国際空港-(東京国際空港(羽田))-中部国際空港
協働実験の様子

1年生2名,2年生1名の生徒が物理班として、飛行機の主翼の形を模した物体を用いて流体力学の基礎を学習し、その後羽根車を使った風力発電の実験を行いました。また、1年生の2名の生徒が生物班として、生徒自身の血液や血圧・心拍数を測定して運動と摂食による血圧及び肺活量の変化についての実験を行いました。実験最終日には、訪問校と本校の生徒でスライドを用いて実験結果を発表し合いました。

特別プレゼンテーション 「プラナリアの自己再生能力と密度効果の関係性」「竹とんぼ」

実験の発表のあと,1年生3名が微生物のプラナリアに関する研究を,1年生1名と2年生1名が日本特有のおもちゃである竹とんぼに関する研究を自主的に行っており、その内容を英語で発表し、訪問校の生徒や先生に聴いていただきました。訪問校の生徒は、真剣に発表に聞き入り、その後質問をするなど興味深く反応を示していました。本校生徒は、異国の地で英語による発表を行えたことから大きな自信をつけることができました。

生徒の研修後所感の一部を紹介します。

「話し合い,新しい方法を生み出しながら実験を進めていて,より効率的に学びを深めることができた。」
「実験結果の考察をする際,班のメンバー全員でしっかりと話し合って全員が自分の意見を出し,先生も話し合いが円滑に進むような問いかけをしていた。」

「言葉が上手く見つけられずもどかしさを感じた。しかし,ブライアンストン校の学生のみなさんが理解しやすい手助けのおかげで楽しくも学び深く,非常に有意義な時間であった。」

「わからない単語や表現があって難しいけど,お互いに通じ合えたときの喜びは相当なものだった。今回はブライアンストン校の生徒が積極的に話しかけてくれたけど,自分からどんどん行かないといけないと思った。」

生徒の所感を振り返ってみると、探究的な活動に対して慣れている訪問校の生徒を目の当たりし、よい刺激を受けてきたことが伺えます。また、英語でのコミュニケーションのあり方についても意識し、向上をはかることのできる研修となりました。