本校の課題研究について<本校の指導体制>

○ 本校は3年間を見通した探究的な活動を柱にするため,第1学年の「TOK」入門では,1学期と夏休みに数回の教員研修を設け,実施方法の共有に努めています。また,第2学年の探究活動や第3学年理型の課題研究方法論では指導する教員の数を充実させ(延べ32人),より質の高い研究ができる体制を整えています。

 

 

 

 

○ より自発的な課題研究ができる生徒の育成を目指し,平成27年度から3カ年の授業がつながりをもつカリキュラム開発を行いました。学年・教科・校務分掌の枠を超えた教員で組織される総合的な学習の時間検討委員会を設け,課題研究の過程の整理(表1)研究において必要となる能力のリストアップ(表2)を行いました。その上で第1・2学年の「総合的な学習の時間」,後者の能力を第2学年の「総合的な学習の時間」並びに3年次の「理科課題研究」で指導を行っています。

 

 

 

 

○ こうして,3年間の指導と育成したい生徒像「自ら学びたい,研究したいと思う進路選択とその実現=挑戦者」へのつながりを整理しました(図)。「主体的な課題発見・検証」を通して,より深い学びとなり,学びたい・研究したい分野がより深まっていきます。本校では,「課題研究」が進路選択・実現に大きく影響すると考えています。

○ また,課題研究指導のため大学教授,大学院生等にも来ていただきし,指導助言を受けています。「知多地区高校生フォーラム」では大学関係者に加え,近隣高校教員等の指導,助言をいただき,生徒の研究活動に役立てています。


 

 

 

 

○ 「知多地区高校生フォーラム」(平成29年度は9月30日(土)に行います< 「知多地区高校生フォーラム2017」の様子はこちら>)は,こうした探究活動の集大成です。