サイエンスセミナー

Jr.サイエンスセミナー

8月4日(金)に実施される「中学生体験入学」の午後から、「Jr.サイエンスセミナー」を実施します。

知多地区の小学生・中学生に、科学に関する実験を体験してもらうことで、科学に対する興味や関心を広げ、学校での学びが深まることを目的としています。当日は、半田高校の生徒が実験の指導を行います。高校生にとってもよい経験になることですし、皆さんにとってもお役に立てればうれしいです。

☆物理分野と化学分野の実験を実施したいと考えていますので、希望される方は下記のご案内をご覧いただき、記載してあるQRコードから必要事項を入力、送信の上、6月9日(金)~6月30日(金)までにお申し込みください。

実施日 ; 令和5年8月4日(金)
対 象 ; 知多地区の小学生・中学生

時程および内容は以下のご案内をご覧ください。

令和5年度 半田高校SSH「Jr.サイエンスセミナー」

https://forms.gle/Yg47L2e5sPKzYri59

ポスター「Jr.サイエンスセミナー」のサムネイル

中学生サマーサイエンスセミナーを実施しました

8月5日(金)午後、中学生サマーサイエンスセミナーを実施しました。

サマーサイエンスセミナーでは、中学生(14中学校31名参加)を対象に、本校のSSH自然科学部生徒が理科実験教室を行いました。

物理班と化学班に分かれ、物理班では「作ってみよう、電池のいらないラジオを!ゲルマニウムラジオ」をテーマに、電池なしで聞くことができるゲルマニウムラジオを作製しました。中学生は使用する部品の働きについて説明を受け、1つ1つをはんだごてでつなぎ合わせていきました。ラジオは1人1台作製し、完成したラジオは3階渡りにて動作を確認しました。簡易アンテナではうまく聞き取れない中学生もいましたが、傘を使ったアンテナに切り替えることですべての中学生が電池なしでラジオを聞けた様子でした。

化学班では「Would You Like Some Chemical Reaction?ケミカルラテアート」をテーマに、泡の上に指示薬で絵を描く実験をしました。まず初めに、中学生は用意されたプリントをもとに、BTB溶液、メチルオレンジ、万能試験紙液、コンゴーレッドの指示薬が、重曹(塩基性)、食塩(中性)、クエン酸(酸性)と反応して何色になるのかを調べました。そのあと、ビーカーに重曹とクエン酸、洗剤、水を混ぜ合わせ、化学反応によって泡を発生させました。その泡の上に使いたい色を考えて重曹、食塩、クエン酸の粉末をのせ、指示薬を使ってカラフルに好きな模様を描いていました。

どちらの班も4月から計画を立て、当日の進行まで 全て生徒主体で実施しました。参加した中学生が楽しそうに実験しており、その様子をみた高校生も満足した様子でした。