デンソー本社・ギャラリーを見学しました。

10月6日(金)の午後、本校生徒27名、教員3名の30名で刈谷市にあるデンソー本社およびデンソーギャラリーを見学しました。

本校の探究活動では株式会社デンソーより発展・深化を目的としたサポートを受けており、当事業はその一環で実施されました。
参加生徒は1年生19名、2年生8名で、見学を通してそれぞれの探究活動のテーマ設定や研究計画の参考にすることを目的としました。

デンソー本社に到着すると、ミライマテラスという施設内で会社概要や施設の説明を受け、敷地内の養蜂場等の施設を見学した後に、併設されたデンソーギャラリーの見学を行いました。

ギャラリー内は、デンソーの手掛ける複数の技術分野のゾーンに分かれており、生徒たちは自分の興味あるゾーンに分かれて自由に見学をしながら、対応して下さったデンソーの社員への質疑応答を通して理解を深めました。

1年生はこれから半年間行う課題研究のテーマ設定、2年生はグループで始めている探究活動の計画に今回の見学での学びを活かしてきます。

今後もデンソーをはじめ、様々な地域の産・官・学と連携をしながら探究活動を進めていきます。

参加生徒の感想(一部抜粋・編集)

〇デンソーが自動車の会社というだけではなく、地域にも貢献していたり、社内も先進的でとても進んでいる会社だということを知った。
〇分野にこだわらず、SDGsや環境など様々な観点で取り組んでいく姿勢を学ぶことができた。
〇見学を通して、デンソーが車のどのパーツを開発してきたのか知ることが出来ました。「車」というひとつのものとして捉えていたので、細かなパーツごとに車を見たのは初めてで、パーツにはそれぞれ車をより高性能な乗り物にするための工夫が詰め込まれていることを知ることができ、とても見応えがありました。そして私は、物を一括りにして捉えるのではなく、細かなところを知ることの大切さを知りました。課題研究でも、「なにかこういったものを作りたい」ではなく、「こういった装置を作ればより効率的になる」というように、製品そのものではなく、様々な製品の質を向上させるパーツを作ることも、物作りの重要なポイントだと思いました。