知多地区合同エンパワーメントプログラム

実施日程:2021年322日(月)~326日(金)5日間 各日:午前9時~午後3

実施場所:日本福祉大学 太田川キャンパス

企画実施:(株)アイエスエイ

招聘学生:国内の大学院に在学する院生(京都大学、名古屋大学、立命館大学等)

※コロナ禍のため、例年は米国、英国、豪州より招聘しているが今回は国内大学からのみ

本校参加生徒:1年生14名、2年生1

(参加者の声)令和2年度エンパワーメントプログラムを通じて学んだこと

*「私はこの5日で新しい自分を発見した」という言葉を、参加した生徒から複数聞きました。この言葉に表されるのは、「生徒自身の知恵・個性・強みを伸ばし、主体性を重視する新しい学習コーチング」をコンセプトに構築されたエンパワーメントプログラムは、グローバル教育で50年の実績を持つアイエスエイ企画・監修による完全オリジナルの学習プログラムです。

*エンパワーメントプログラムで学習コーチを担当する学生は、高校時代にリベラルアーツ教育を経験した、世界の一流大学で学ぶ現役のエリート大学生・大学院生です。例年、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、カリフォルニア大学など、欧米をはじめとする一流大学の現役大学生を招聘しますが、今年度はコロナ禍であるため、国内大学の大学院生の生徒が招聘されました。

*彼らとともに多彩なグループ・プロジェクトやディスカッションなどを通じて、新しい価値観・異文化への理解力を深め、グローバル感覚を培い、英語力の必要性に気付かせる内容として、全国のSGH、SSH校では毎年行っているプログラムの一つです。生徒の潜在的な能力を引き出すことを目的としたこのプログラムでは、自ら課題・問題を発見し、解決する力とリーダーシップを身につけることを目指します。

*すでに、2018年時点で、150校7,700人の高校生が参加し、関東圏、関西圏はもちろん中部圏でもこのプログラムを導入している高校は年々増えています。愛知県でも刈谷高校をはじめとするSSH校がすでに導入して5年を迎えています。今回、知多地区で31名が初めて参加し、来年度も是非参加したいという声がすでに聞こえています。

タイ国・マヒドン校との連携基本合意書に調印しました

平成30年1月26日(金)にタイ国マヒドン校にて本校との2校間連携の基本合意書(MOU;Memorandum of Understanding Between Aichi Prefectural Handa Senior High School and Mahidol Wittayanusorn School)に調印しました。海外校との提携は英国ブライアンストン校との姉妹校提携に続き2校目となり、本校の国際交流活動をさらに充実させていきます。写真は、マヒドン校会議室において両校の調印式にのぞむマヒドン校ウィワット校長と本校澤田校長です。

 

 

タイのマヒドン校の生徒との対面交流を行いました。

10月13日(金)~19日(木)の7日間、タイのマヒドン校の生徒が8名、先生が2名来校し、4年ぶりの対面交流が実現しました。
滞在中、マヒドン校の生徒は、本校生徒と共に授業に参加しました。理科では化学や物理の実験を行い、数学では校舎の高さを計測したり、語学の授業では、探究のプレゼンテーションを英語で紹介したり、両国の言語を教え合ったりしました。
2年生の全体集会では、生徒企画で文化交流会を行いました。半田高校からは、吹奏楽の演奏やダンス部、大道芸(ディアボロ)などを披露し、マヒドン校生徒からは、マヒドン校の紹介やタイ伝統のダンスを一緒に踊る等、対面ならではの交流を行いました。
土曜日は書道と茶道の体験をし、本校のバディ生徒と一緒に名古屋大学の教授による講義を受けた後に、ミツカンミュージーアムの見学を行いました。
校外研修では、LIXIL榎戸工場、INAXミュージアム、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)、名古屋市科学館など、様々な施設を訪問し、日本の大学や科学技術について学びました。
滞在中、マヒドン校の生徒は本校生徒のホストファミリーと共に過ごし、日本の家庭の暖かさを肌で感じていただきました。
帰国前夜、七中記念館でフェアウェルパーティーが開かれ、筝曲による演奏の中、ホストファミリーやバディと別れを名残惜しむ姿があちこちで見受けられました。
今回の対面交流では、コロナ禍のオンライン交流では十分にできなかった「コミュニケーションを深める」ことができたという声をたくさん聴くことができました。

交流の様子はこちらからご覧ください

令和5年度 国際交流推進功労者(団体の部)として、表彰を受けました。

今年度の国際交流推進功労者として本校が団体の部で愛知県国際交流協会から、個人2名と他の5団体と共に、11月8日(火)あいち国際プラザで表彰されました。受賞理由としては、タイやイギリスの高校を姉妹提携等を結び、相互交流を実施したほか、アジアの複数校、アメリカやヨーロッパの高校生とオンラインを含めた学生間交流を実施し、国際親善を深めたこと。さらに、海外の学生や県内外の他校の学生とシンポジウムによる交流を実施するなど、「スーパーサイエンスハイスクール」指定校としてグローバルリーダーの育成及び国際交流の推進に貢献したことが挙げられます。写真は、愛知県国際交流協会会長の神田真秋氏と本校の林原健二校長です。

国際オンラインシンポジウムA’ACS 2023が開催されました!

1月15日(日)、1月22日(日)の日本時間10時~13時に、本校と早稲田本庄高等学院とが共催するA’ACS(Asia Academic and Cultural Session -online)を開催しました。

新型コロナウイルスが拡大した3年前から生徒の活躍する機会と科学的な国際交流の機会の場として創出したこの行事は、有志で集まった両校の生徒が全て企画、運営します。本校からは10名のスタッフが企画運営に携わりました。

今年度は世界中から6か国(フィリピン、台湾、韓国、タイ、)10校の高校生、大学生が100名近く参加し、本校からも延べ20名が参加しました。

 

国際共同課題研究の発表会に参加しました

1月28日(日)の12時~17時にオンラインを活用して立命館高校が主催する「International Collaborative Research Fair 2023」に本校生徒3名が参加しました。

新型コロナウイルス感染拡大前までは、毎年立命館高校が主催するJSSF(Japan Super Science Fair)に参加して対面交流をしていました。
感染拡大に伴い、昨年度からオンラインを活用した国際共同研究への参加が始まりました。
今年度は早稲田本庄高等学院とオーストラリアのQueensland Academy for Science Mathematics and Technology (QASMT)と共同研究として、「How does seasonal change affect aquatic ecosystems?」というテーマで水質調査や藻類の培養について研究を行いました。
6月の最初のミーティングから定期的に3校で延べ10回を超えるオンラインミーティングを行い、テーマ設定、研究計画とデータ共有、考察、プレゼンテーションの作成など、生徒主体で実施してきました。
前日まで発表練習を重ね、企画当日は自信をもって各々の役割のスライドを発表しました。

また、交流企画では各国の食べ物を混ぜて新たな食べ物を生み出すプログラムが行われ、小グループに分かれた生徒は自由な発想で交流を楽しんでいました。

Asia Academic & Cultural Sessions 2022(A’ACS)を開催します。

Asia Academic & Cultural Sessions 2022(A’ACS)は、本校と早稲田本庄高等学院が連携・共同主催する国際シンポジウムです。昨年、新型コロナウイルス感染拡大により対面での国際交流が全くできなくなったため、例年同時期にタイ国マヒドン校(MWIT)で研修を行っている早稲田本庄高等学院に、何かできる活動はないかと相談し、実現したものです。昨年は国内両校とタイのMWIT、シンガポールのNational Junior College(NJC)の4校で開催しました。
今年度は2月5日(土)6日(日)の2日間、新たに茨城県の清真学園、今年度共同研究を行ったフィリピンとタイの生徒も参加し、すべて半田高校・早稲田本庄学院生徒のコーディネートで実施されます。研究発表・文化発表・ディスカッションなどのメニューを通して交流を深めます。