8月12日(火)から16日(土)までセーリングナショナルトレーニングセンター(和歌山セーリングセンター)において「令和7年度全国高等学校総合体育大会ヨット競技大会 第66回全国高等学校ヨット選手権大会」が行われました。全国から男子420級(2人乗り)に47艇、男子ILCA6級(1人乗り)に32艇、女子420級に31艇、女子ILCA6級に23艇が出場し、半田高校からは男子420級に2艇、女子420級に1艇、女子ILCA6級に1艇が出場しました。
結果は、男子420級永井達規・間瀬康平ペア(竹内海人・髙須海輝)が6位入賞、同じく鈴木悠正・小林優翔ペア(西舘陽斗・間瀬巧望)が14位、2艇の合計点で競われる男子コンバインド(学校対抗)で4位(半田高校ヨット部男子歴代最高成績)、女子420級山本夏実・千賀彩加ペア(服部伶美・中嶋歌子)が17位、女子ILCA6級河合乃慧が23位、女子コンバインドで20位でした。
詳細は以下の通りです。
男子420級 男子コンバインド 女子420級 女子ILCA6級 女子コンバインド
大会に先立つ10日、11日は計測と海上練習の予定でしたが、前線の通過に伴う雨と強風により海上練習ができませんでした。12日は午前開会式、午後トライアルレースが行われました。13日いよいよレースがスタート、午前と午後それぞれ1レース、14、15日も予定通り2レースずつが行われ、16日は午前1レース、午後閉会式が行われました。予報では大会期間を通して風が弱く進行が危ぶまれましたが、予定通り7レースが行われました。
出艇前の円陣
半田高校のハイライトは2日目第3レースです。男子420級永井達規・間瀬康平ペアが1位を獲得しました。さらに3日目第5レース男子420級永井達規・間瀬康平ペアが4位、鈴木悠正・小林優翔ペアが8位と2艇そろってシングル(9位以内)を獲得しました。女子420級、女子ILCA6級も体調が万全でない中リタイアすることなく全レースを帆走することができました。
ビッグフリートの中、上が赤、下が白の半田のスピンがトップを走る
青い旗のフィニッシュラインを駆け抜け、トップホーンを鳴らす半田の420
「大会に出場したメンバー13名をはじめとする部員30名誰1人がかけてもこの素晴らしい成績を残すことはできなかった。顧問、コーチ、OB・OG、支えてくださったすべてのみなさんに本当に感謝しています」(永井達規)の言葉の通り、半田高校ヨット部の絆の強さ、歴史と伝統をとても感じることのできる大会でした。
なお、永井達規、小林優翔、鈴木悠正の3人は9月末の国民スポーツ大会にも出場します。引き続き応援よろしくお願いします。
また、YouTubeのチャンネルDailySailing Japanではインターハイ1日毎のダイジェスを見ることができます。3日目には永井達規・間瀬康平ペアのインタビューもあります。