1・2年合同探究発表会を実施しました

3月14日(火)に1・2年合同探究発表会を実施しました。

1・2年生合同探究発表会は1,2年生が1年間の探究活動の成果を発表し、議論を交わすSSH事業です。今年はスライドを使用した口頭発表の形式にて行われました。

前半は2年生代表グループの発表を全校でオンライン視聴する形式で行われ、「大豆×発酵 」「博多ラーメンから見るバイオマス発電」などの発表が行われました。

後半は2年生の全グループと1年生の代表グループの発表を、分散した各発表会場で対面視聴する形式で行われました。

1・2年合同探究発表会を行います

3月14日(火)半田高校SSH「1・2年探究合同発表会」を実施します。

本校の1,2学年の一年間の探究活動の成果発表の場として、以下の通り半日を通して探究活動について口頭発表し、建設的な議論を行う機会としています。

今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、前半は2年生代表グループの発表を教室でオンライン視聴し、後半は分散した各発表会場で2年生の全グループと1年生の代表グループの発表を対面視聴する、という三密を避けた方式で実施します。

また、発表会後は、探究担当教員による探究情報交換会を実施いたします。

本校および知多地区の理数教育発展のため、多くの方々に参加していただきたく、ご案内申し上げます。ご興味のある教育関係者の方は、下記の要項をご覧いただき、3月8日(水)までにお申し込みください。

1・2年合同探究発表会 実施要項

参加申込書(word)

国際オンラインシンポジウムA’ACS 2023が開催されました!

1月15日(日)、1月22日(日)の日本時間10時~13時に、本校と早稲田本庄高等学院とが共催するA’ACS(Asia Academic and Cultural Session -online)を開催しました。

新型コロナウイルスが拡大した3年前から生徒の活躍する機会と科学的な国際交流の機会の場として創出したこの行事は、有志で集まった両校の生徒が全て企画、運営します。本校からは10名のスタッフが企画運営に携わりました。

今年度は世界中から6か国(フィリピン、台湾、韓国、タイ、)10校の高校生、大学生が100名近く参加し、本校からも延べ20名が参加しました。

 

国際共同課題研究の発表会に参加しました

1月28日(日)の12時~17時にオンラインを活用して立命館高校が主催する「International Collaborative Research Fair 2023」に本校生徒3名が参加しました。

新型コロナウイルス感染拡大前までは、毎年立命館高校が主催するJSSF(Japan Super Science Fair)に参加して対面交流をしていました。
感染拡大に伴い、昨年度からオンラインを活用した国際共同研究への参加が始まりました。
今年度は早稲田本庄高等学院とオーストラリアのQueensland Academy for Science Mathematics and Technology (QASMT)と共同研究として、「How does seasonal change affect aquatic ecosystems?」というテーマで水質調査や藻類の培養について研究を行いました。
6月の最初のミーティングから定期的に3校で延べ10回を超えるオンラインミーティングを行い、テーマ設定、研究計画とデータ共有、考察、プレゼンテーションの作成など、生徒主体で実施してきました。
前日まで発表練習を重ね、企画当日は自信をもって各々の役割のスライドを発表しました。

また、交流企画では各国の食べ物を混ぜて新たな食べ物を生み出すプログラムが行われ、小グループに分かれた生徒は自由な発想で交流を楽しんでいました。

SSH科学英語プレゼンスキルアップ講座 発表会を行いました。

1月26日(水)、28(金)の2日間、本校七中記念館においてSSH科学英語プレゼンスキルアップ講座の発表会を行いました。10のグループが10分程度の持ち時間で様々なテーマに関するプレゼンテーションを英語で発表しました。最後には、講師の石田先生から全体講評をもらいました。

 

 

タイ国マヒドン校(MWIT)との2校間交流

今年で3年目を迎える、タイのマヒドン校とのオンライン交流会が12月に4日間の日程で行われました。

本校からの参加者は1年生、2年生の有志と、ハンガリーからの留学生1名を含む11名でした。マヒドン校からも11名の合計22名で、Zoomのブレイクアウトルーム等を有効に使い、4~5グループに分かれて交流や討議をしたりしました。

最終日は、マヒドン校と半田の生徒が協働し、予めグループごとに選んだトピックで5つのプレゼンテーションを紹介しました。司会も両校の生徒が自分たちで進行を考えて進めていきました。約2週間の交流期間で、日を追うごとにコミュニケーションが活発になり、最終日には協働して作ったプレゼンテーションの話題で大いに盛り上がっていました。

【スケジュール概要】 16:00~17:50

DAY1 2日(金) ①自己紹介 ②アイスブレーキング ③グループディスカッション
DAY2 6日(火) ①学校紹介 ②タイと日本の観光地紹介 ③サイエンストーク
Topics for Science Talk
1) Music type to stay focused on studying or relaxing for sleep.
2) Will the “virtual world ever actually be able to replace the real world?
DAY3 9日(金) ①日本文化のワークショップ ②タイ文化のワークショップ
Cultural Workshop
1) Japanese class: Let’s make “Haiku” & “Origami”
2) Thai class; Let’s speak “Thai” language!
DAY4 13日(火) ①文化紹介A,B,C,D&E  ②Q&A  ③グループトーク ④ 全体写真
Cultural Sharing
Group A: Traditional Thai & Japanese Costume
Group B: New Year Celebration
Group C: Festival
Group D: T-Pop & J-Pop
Group E:  Thai & Japan Industry

 

タイのマヒドン校とのオンライン2校間交流会は、コロナ禍により中止となった対面交流の代替として、2年前から毎年この時期に行うようになりました。今年度はオンラインでのやり取りの仕方も慣れてきて、学校でのZoomだけでなく、交流会が始まる前からSNSを駆使して両校でプレゼンテーションの作成に取組んでいました。マヒドン校の生徒は皆流暢な英語が話せる生徒ばかりで、本校では序盤に物おじする生徒もいましたが、生徒同士で助け合いながら、当日は自信をもって発表や討議をすることができました。

<参加者の感想>
*最初英語に慣れなくて緊張してたけど、だんだん慣れてきて英語を話すハードルが下がった。

*いざとなると英語が出てこなかったけど、日を重ねると慣れてきて、タイのパートナーと電話で話して楽しかった。日本語で話してくれたときはびっくりした。

*結構楽しかったし、なによりタイ語の授業は貴重だった。タイの子たちとも交流ができたことは嬉しかった。

*司会の打ち合わせをZoomで行い、英語で意思疎通でき、雑談ができるようになったのが嬉しかった。

*司会やプレゼンの打ち合わせをしたとき、自分の伝えたいことが伝わらなくて悔しい思いをしたけど、タイのパートナーがリードしてくれて、もっと話ができるようになりたい気持ちが強くなった。

*普段タイの人との交流はなかなかないことだし、タイについての理解が深まった。自分の気持ちをちゃんと伝えられるようになりたいと強く思った

*とても楽しくて、特に最終日は本当に楽しかった。異文化だけど音楽を通じて、一緒に笑い合ったのが印象深く、英語がうまく話せなかったけど、国際理解の視野が広がったように感じる。

*英語の聞き取り能力にはまだ課題があるけれど、最後のプレゼンテーションで1位を取れたのが自信になった。

*最初、マヒドンの生徒のレベルの高さに圧倒されていたけど、日本語を話してくれたので、自分もタイ語を学ぼうと思った。また日本のアニメは有名なのだと再認識した。

*海外の人と話すのは初めての体験だったけど、慣れたのは良かった。お互いの文化を知ることができてよかった。

愛知県立大学の先生にご講義いただきました

 2022年12月9日(金)、探究Ⅰの授業で愛知県立大学より三宅先生にお越しいただき、「北斎の浮世絵を〈読〉む」という題でご講義いただきました。

 対象の浮世絵を「探究」することで、解説に書かれている以上のことが隠れていることを理解できるなど、今後の探究活動に活かせる視点が得られる内容でした。また、半田に残る山車からくりの演目を見て、地元の魅力を再発見した時間でもありました。

 生徒の事後のアンケートでは、「有意義だった」という感想が多くを占めました。大学での学びについても考える機会になればよいと思います。

 

 

2年探究にて愛知教育大学と連携しました。

11/16(水)、愛知教育大学の教授3名、学生8名(専門は化学分野)にご来校いただき、2年生の授業「探究Ⅱ」の時間に助言をいただきました。

生徒は自分たちや担当教員とは別の視点からの助言に、多くのヒントを得た様子でした。発酵に関する研究をしているグループは、分析方法として愛知教育大学の実験器具を利用させていただけることになり、今後の探究の深化に期待します。

探究Ⅱでは今後、まとめ・発表の段階に移っていきます。